AIの世の中
昔風に言えば小正月とか
女正月とも言った 新年早々家族や親戚の年始回りの接待に追われていた女性たち
そんな時代も遠くなった
新聞の子供の投稿より 13歳 女子
最近ではAIが歌ったり楽器を演奏したりする
私は人間の歌が好きだ AIの音はきれいだが何かが足りないと思っていた
その「何か」は何だろうとずっと考えていた
その答えは合唱コンクールで見つかった
コンクールで私は「響いてほしい歌詞の意味を感じ取ってほしい」と思いながら歌った
ほかの学年やクラスの合唱もとても感情が伝わってきた
そこで私は AIに足りないものは心なのだとわかった
歌詞に込めた思いが感じられないのだ
将来AIがほとんどの仕事をしてしまうらしい
でもAIは感情をこめられない
人間でなければ声にそれぞれの思いを乗せることはできない
「どれだけ音程が完璧でも心がないと聞いている人は感動しない」
と先生もおっしゃった
心のこもった歌声に人間の素晴らしさを知った
13歳の女の子の意見に大拍手を送りたい
感情のない機械的な世の中になってしまいそうでとても怖いと思っている
コミニュケーションができにくくなり人間の持つ感情を表現する機会が減り
笑顔の少ない世の中になってゆくのかと思うととっても寂しい
人間らしい間違いや誤差や許容の気持ちなど
ウエットに富んだことや緩い部分がなくなるのではないかと・・・・・
誤差だらで雑な中で生きてきた私は危惧してしまう
自分の生きている間どこまで進むことやら
余計なお世話かもしれないけれど
by jarippe
| 2019-01-15 17:49